●共起語とSEOの関係

 
一年ほど前からだろうか「共起語」という言葉が
SEOの世界で言われるようになってきた。
 
英語圏だと、LSI(Latent Semantic Indexing)という言葉が使われている。
 
これは、同義語や関連語に似ているんだけど、
ニュアンスがちょっと違うようだ。
 
コンピュータに人間の書いた文章を評価させようとした時、
大前提としてはまず、ターゲットとなる文章中に、一体何が書かれているのかを、
コンピュータに正確に把握させなければならない。
 
難関の一つの例を言えば、
平仮名で、「くも」・「はし」・「あか」等、
複数の意味を持つ単語が書かれていた場合、
前後の文章を読んでみないと、その単語の意味は判明しない。
 
「糸で巣をつくる雲」・「ゴハンを食べる橋」・「蒸し風呂で赤を取る」は、
ひらがな、カタカナを使う限り、
前後の文章を読まないと、日本語は理解出来ない。
 
難しい言語をコンピュータに理解させる為に、
共起語と言う概念が出てきたようだ。
実際、グーグルが取得している特許の1つでもある。
 
「糸で巣を作るクモ」の「クモ」と、
「青空の白いクモ」の「クモ」を区別する為の共起語は、
「糸で」とか「巣を作る」、「青空」とか「白い」だったりする。
 
「糸で」・「巣を作る」と言う共起語が前後にあって、
初めてコンピュータは、このクモは「蜘」なのね、と理解し、
「青空」・「白い」があると、このクモは「雲」なんだ、と理解する。
 
これが共起語の概念だと思う。
 
「白いクモが、青空の糸クモを背景に巣を作った」は、
ちょっと難解かもしれないけど。苦笑
 
要するに、昔から漢字変換FEPに言われる、
「貴社の記者が汽車で帰社した」的な漢字変換の判断に近い、
文章の内容把握アルゴリズムに使われるのが「共起語」だ。
 
ふ〜ん、だから何? と言われたら、それまでなんだけど。
 
ここで問題とするのは、共起語とSEOとの関係だ。
 
今年になって、ペンギンアップデートとかパンダアップデートと言われる
グーグルの新しい検索順位アルゴリズムが話題になっている。
 
どうやら、これからは過度の自作自演の被リンク手法は通用しないらしいぞ、
と言われ始めた昨今。
 
この共起語を巧妙にコンテンツ上に散りばめ使う事によって、
グーグルのロボットに、文章の内容をより短いプロセスで理解させ、
しかも、アクセスのロングテールを向上させるノウハウが注目されている。
 
色々とテストしてみないと、共起語とSEOとの関係の本当の姿は不明だけれど、
少なくても、僕達は、この共起語を意識して文章を書いていれば、
おのずとそれは、人にもコンピュータにも理解され易い、
ひいては、アクセスの集まる文章になると思うのです。
 
 
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(2012/08/12記)
 
 
 
 
 
 

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