田中恒敏のロゴ

★時間は存在しない
時間という概念は、とっても不思議です。時間は、位置と移動速度によって変わる。高層マンションを例にすると、1Fに住む人と、50Fに住む人の時間は違う。また、居間でまったり静止する人と、飛行機や新幹線で、移動している人の時間も違う。これは現実に証明されているのです。

★写真との対話
世界の写真家・森山大道さんのエッセイ的な著書。俺的には、若い頃からどれだけ影響を受けたか計り知れないのです。トライXを増感した荒いモノクロームの中に、完璧に埋没してしまった時期がありました。当時の写真家としては、中平さんとか、東松さんとか、奈良原さんもいましたね~。昨今、Photoshopで、コントラストを最大限にして、シャープなフィルターをかけても、森山大道さんの、あの味は、全く出せないのです。

★プレ・シンギュラリティ
スパコンが進化した先に訪れるであろう「シンギュラリティ」。衣食住が担保される未来。ある種のベーシックインカム状態? その時に人間は、何を求めて生きるのか? みたいな。つか、スパコンの進化より先に、量子コンピューターの席巻があるかもね。

★カップルズ
A・カッツは誰もが知ってる超有名な男の画家。A・ビーティは、あんまり名が知れてない?女の小説家。ビーティが、カッツの絵をチョイスして、あ~だこ~だと、持ち前の平凡な生活視点で、妄想テキストを加筆した、愛するコラボ本です。

★音し立ったままやってくる。人はだれも音をきかない日はない
今は亡き、鍵谷幸信さん著の2冊。アバンギャルド的?なJAZZを、ことさらに、小難しい様相で聴いてしまう、ある種のナルシシズムな? 特有な? 環境に、どうしても抵抗を覚える人には、意外とオススメな本かもしれません。苦笑

★ダメージ・第六の罪・忘却
ジョセフィン・ハートは、イギリスの女性作家。(亡くなって残念です) 映画にもなった「ダメージ」は、息子の若い恋人に夢中になって、地位も名誉も家庭も、全て無くして、ひたすらに転がり落ちて行く壮年男の物語。人間の持つ、欲情・嫉妬・死をテーマにした3冊。ドロドロな人生模様がお好きな方にはオススメかも、苦笑。

★E=mc2のからくり
A・アインシュタインの超有名な式「E=mc2」。この式の一番の要は「c」という光の速度だと感じています。1秒間に約30万km、1秒間に地球を7周り半する光の速さが、この世の全ての限界を示唆する気が、俺的にはしています。 光の速度「c」が2乗される訳ですから、質量には、どんだけのエネルギーが秘めているんだろう? でも一方では、量子の遠隔作用(もつれ)は瞬時の伝達ですよね~。

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