●SEOとIP分散

 
大企業のHPは、放っておいてもアクセスは集まる。
それは、既に知名度がある会社だからだ。
 
問題は、名も知れぬ中小企業・零細企業のHP。
個人経営の街のケーキ屋さんとか、新開店のレストランとかも。
 
ネットは、不特定多数の人に直接リーチ出来る革命的な媒体。
言語さえクリアすれば、海の向こうもお客さんだ。
 
ダイレクトメールだって、せいぜいが1万通とかじゃないだろうか。
しかもネットでは、先方が検索をして、自分を見つけてくれる。
 
中小企業・零細企業がネットに活路を見い出すには、
何がなんでも自社のHPを見てもらわなくてはならない。
沢山のアクセスが、喉から手が出るほどに欲しい人もいる。
 
結果、SEO会社に頼る。
 
依頼を受けたSEO会社がする事は、まず、
Googleの規定に合致するようなHPの内容に改修する。
 
HPを表示するHTMLソースを
Googleに気に入ってもらえるように書き変えるのだ。
これがSEOの内部要因の作業。
 
外部要因の主な改善としては、
他のサイトから、依頼主のHPにリンクを貼る。
このリンクの事を、「被リンク」とか「バックリンク」と呼ぶ。
 
沢山の被リンクを集める事によってGoogleに注目してもらう戦略だ。
 
無料ブログを使ったり、外部のニュース・リリース・サイトを使ったり、
SEO会社が所有するサイトを駆使して、時間をある程度かけて、
時には、数100、数1000の被リンクを付ける。
 
このような地道な努力によって、
依頼されたサイトの検索結果はジワジワと順位を上げていく。
 
Googleでの検索結果の順位が上がれば、
アクセスが増えるから、売上げも伸びる。(でもなかったりするが苦笑)
 
数年前から、「IP分散」という言葉が囁かれるようになった。
あまりにも沢山の被リンクを自作自演で付ける業者が多くなってきて、
IPが同じサイトからのリンクはカウントしないよ、とGoogleが言い出したからだ。
 
そんな背景から、
「被リンクのサイトのIPは分散すべき」 が定説になった。
 
「IP分散サーバー」を売りにするサーバー業者も増えた。
 
でも、ちょっと想像して欲しい。
少ない被リンク数のサイトは問題ないが、
数100、数1000の被リンクのIPが見事に分散しているのは、
かえって不自然ではないだろか。
 
最近はIPの枯渇の問題もあり、大手のサーバー屋さんでも、
数1000のアカウントを一つのIPでまかなっているケースも多い。
 
あんまりIP分散ばかりを気にしていると、
被リンク用に使用するサーバー選択の作業も遅れ、
被リンクサイトの管理自体が異常に面倒にもなってくる。
 
Googleの情報分析能力は、今や、凄い事になっている。
 
全てのドメインのサーバー設置状況、使っているレジスターはもとより
網の目のようにドメイン間でリンクし合うネットの現況を
クラウドからキチンと俯瞰して見ている。
 
Google以外の検索エンジンが、事実上存在しない今、
被リンクのIP分散ばかりに気を取られていると
Googleが創り出すこれからの新しい流れの変化に、
一人ポツンと置いて行かれる気がしてならないのです。
 
 
PS.
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